2022.06.10
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アクセントクロス選び!我が家の色づかいの方針&建てた後の後悔ポイント

部屋のクロスの一部に色や柄の異なるものを選んでポイントとする「アクセントクロス」。注文住宅の家づくりでは、このアクセントクロスを取り入れるご家庭も多いのではないでしょうか。

 

我が家でも、メインのクロスはシンプルに「白」と決めたものの、せっかくの機会なので何カ所かにアクセントクロスは使いたい! と考えていました。

 

ただ、センスよくまとめるにはどうすればいいのか、好き放題に決めると家全体の統一感がなくなってしまわないか……等、迷うことも多くありました。

 

そんな我が家で決めたクロス選びの方針や、建てたあとに感じた、良かったポイント・後悔したポイントをご紹介します。

 

クロス選びは家庭によってさまざま

間取りや仕様など、細かいところまで自分たちで決められる注文住宅。その中でも、クロスや建具選びは比較的素人にも想像がつきやすく、考えやすいもののひとつ。私たちもどうやって選ぼうか、ワクワクする気持ちでクロス選びに着手しました。

 

まずは住宅関連の雑誌やInstagramなどでひたすら情報収集……と始めてみたところ、驚いたのがそのチョイスの多彩さ!

 

  • 注文住宅だからこそ、自分の趣味全開で全面真っ青のクロス
  • 壁の一面だけ個性的な柄のアクセントクロス
  • リビングや共用スペースは万人向けにまとめて、パントリーや寝室などのプライベート空間で遊び心のあるクロス選択

など、家庭によって本当にさまざまな選択や方針があることを知りました。まずは「いい」と思う雰囲気を夫婦ですり合わせするべく、それぞれの希望を出し合うところからスタート。

 

アクセントクロス選びの「我が家の方針」

ハウスメーカーの担当者さんから借りたクロス見本を片手に、情報収集を経て「希望の雰囲気」が固まってきた私たち。なんとなく決めた方針は以下のとおりでした。

 

  • 柄クロスは使わずシンプルに。家の何カ所かにベーシックなカラーのアクセントクロスを入れる
  • 家全体でちぐはぐにならないように、アクセントクロスのカラーは統一感のある色合いに
  • 家族みんなが愛せる、一人よがりではないアクセントクロス選びをする

上記が我が家の方針。夫婦ともに「もともとシンプルな内装が好きだから」というのがこれらの方針の大きな理由です。

 

それに加えて、我が家は転勤族家庭のため(あまり考えたくはありませんが)やむを得ず自宅を手放すこともあるかもしれない、と考えていました。そのため、自分たちの好みに振り切るよりはある程度「万人受け」にまとめた方が良いかと考えたのです。

 

そんな考えから、基本的に色味は「グレーしばり」で、濃いグレー、ブルーグレー、グレーがかったブラウンなどのアクセントクロスを採用する、ということに決定。

 

アクセントクロスを「使う場所」

アクセントクロス選びの方針と同時に「どこに使うか」についても考えました。結局「ちょっと遊んでも大丈夫そう」な場所を考えて、1Fと2Fのトイレ、ミニ書斎、寝室の4カ所に決定。

 

同時に「アクセントクロスを使わない」と決めた場所もあります。それはリビングと子ども部屋。これは、「リビングは“飽きが来ない”、“そのとき好きなインテリアにできる”という状態を優先した方がいいですよ」と、担当の設計士さんからアドバイスをいただいたのがきっかけ。

 

「色はいくらでもインテリアで足せる」「あらかじめ色を入れるのは制限ができることにもなる」という言葉が印象に残ったことを覚えています。このアドバイスをもとに、最終的にアクセントクロスを採用する場所を決めました。

 

 

上の写真は子ども部屋。当初は「クロスに色を入れてもいいかな」とも思っていたのですが、将来的に子どもの好みでインテリア選びをできるようにしてあげた方が良いと思い直し、シンプルな白のクロスでまとめました。

 

アクセントクロスを使った4カ所を紹介

ここまで紹介した方針のもと、実際にアクセントクロスを使った4カ所を紹介します。

 

まず、1Fトイレは背面にブルーグレーのアクセントクロスを入れました。収納や棚は濃いブラウンを選択して落ち着いた雰囲気に。暗くなりすぎないよう、床や他のクロスは明るい色にしています。

 

 

次に、2Fのミニ書斎。ここはグレーがかったブラウンのアクセントクロスにしています。

 

 

2Fのトイレは、少し薄い色も使ってみたくて、ライトグレーのクロスを採用。ライトグレーにするなら一面だけのアクセントクロスでは目立たないかな?と、ここは全面ライトグレーにしてみることに。

 

 

最後に、寝室。ベッド背面の位置にグレーのアクセントクロスを入れています。この部屋は床材も他の部屋より一段暗くし、間接照明も取り入れてシックな印象でまとめました。


 

クロス選びで良かったポイントと後悔ポイント

まず、良かったポイントとしては、アクセントクロスを使った部屋が家の中で「少し変化のある空間」となったこと。

 

前提として、我が家は家全体で基本的にクロスを白、床材にも明るい色を選び、「明るいナチュラルな雰囲気」にしています。その印象と比較すると、濃い色のアクセントクロスを使った場所は一段階シックな印象にまとまりました。

 

 

その代表的な場所が寝室で、家の中でもっとも落ち着いたトーンの空間になっています。この空間の違いは、昼と夜の「気持ちの切り替え」にも役立っていて、良かったと思ったポイント。寝室に入ると“一日の終わり”を感じてホッとします。

 

あまり色を入れすぎなかったのも、結果的に私たちの好みに合っていて、家全体の統一感も感じられて良かったと感じました。

 

一方で、後悔したポイントもあります。まず一つ目が「アクセントクロス面」に付く巾木やコンセント、通気口まで注意を払っていなかったこと! 以下の写真は1Fトイレのもの。

 

 

ブルーグレーのクロスに、白の通気口がすごく目立つ仕上がりになっています……。

(施工後、初めて見たときに「あぁ~!」と叫びました)

 

どうやら、これはアクセントクロスを選ぶ際の「後悔ポイント」の代表例らしい、ということを知ったのは引っ越した後でした……。

 

図面を見るとどの位置にコンセントや通気口が来るかは確認できますので、これから建てる方はチェックを怠らないのがおすすめ。アクセントクロスの色や柄によってはコンセントや通気口の場所を変えたり、カラーを指定したりといった一手間で、私たちのようなことは回避できるチャンスがあります。ぜひ忘れずチェックしてみてください!

 

もうひとつの後悔ポイントが、クロスの色が薄すぎた場所があったこと。以下の写真、2Fのトイレです。

 

 

ライトグレーのクロスにしたのですが「あまりにも目立たない」のがちょっとした後悔ポイント。

 

クロス選びの際アドバイスされたのが「クロスは全体に貼るとサンプルより薄い印象になる」ということ。そのため「思っているよりちょっと濃い」くらいのクロスでちょうど良いのだそう。

 

カラークロスを使ったもののあまり目立たない2Fトイレに入るたび「もう少し考えれば良かったかも……」と思う日々です。

 

第三者のアドバイスも大切に。後悔のないクロス選びを!

実際に暮らしてみて感じたのは「住んでみると、意外に色がたくさん入るな」ということ。当然ながら、部屋に置く家具、時計、カーテン、雑貨、さまざまなもので色は足されていくので、クロス選びは「引き算」を重視して考えるのでちょうど良いように感じました。

 

そして、その感じたことは、まさにクロス選びの最中に設計士さんからアドバイスしてもらったこと。今考えると、クロス選びのときには少し「マイホームハイ」になっていて、個性的な選択をしたくなっていた頃合いだったので、冷静なアドバイスに助けられたと思います。

 

今回ご紹介したのは、あくまで我が家の方針。もちろん、注文住宅は「家庭の数だけ選択がある」ものなので、クロス選びは自分たちが満足できればそれで正解だと思います。ただ、迷ったときには第三者の意見も大切! ほどほどにクールダウンしつつ選ぶと、後悔のないクロス選びがしやすいのではないでしょうか。

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