2022.06.13
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建坪28坪のコンパクトな家で実現!我が家のリモートワークスペース&工夫したこと

私たちが間取りに関する打ち合わせをしたのは2021年の春、新型コロナウイルスの状況下でした。当初なんとなく想定していた「4人家族の間取り」から変わった点が、夫婦ともにリモートワーク時間が増えたため「仕事場所」を家の中に作る必要ができたこと。

 

とはいえ、我が家は建坪28坪のコンパクトな家。そんな中でどうやって仕事場を作ったのか、工夫した点や住んでみて後悔したポイントなど、ご紹介します。


コロナの状況下で必要となった「家庭内の仕事場」

我が家が間取りを決定したのは2021年の春、その頃の状況はといえば、一時的だと思っていたリモートワークがすっかり常態化してきた頃。今後、状況が改善したとしても、完全にコロナ前の仕事環境に戻ることはおそらくないだろうと予想し、夫婦二人とも家庭内に仕事場を作ることにしました。

 

そこで、まずは情報収集! 我が家の取得した土地では建坪28坪、間取りとしては3LDKくらいが限界ということは分かっていたため、その範囲内で考えることに。

 

  • 各部屋をコンパクトにし、4LDKにして仕事部屋に一室割り当てる
  • 3LDKのまま、部屋の一画にオープンなリモートワークスペースを作る
  • 家のどこかに2畳程度の書斎を作る

など、いくつか案を考えつつ検討することとなりました。

 

我が家のリモートワークスペースづくり。制約と考えたこと

具体的に、リモートワークスペースを作るにあたって、制約となったのは広さの部分です。建坪28坪は、一戸建てとしてはコンパクトな部類。その広さの中で、

 

  • リビングは広めにとりたい
  • ファミリークローゼットが欲しい
  • 個室は5畳以上の子ども部屋を2つ+寝室

と、希望条件を入れていくと、なかなかもう一室の仕事部屋を捻出することは難しかったのです。かといって、2畳程度の書斎をひとつだけ作るのも「どちらが使うの?」と夫婦の公平性の観点でお互いに納得できず(笑)。

 

というわけで、家づくりの優先順位を考えた結果、「家の余ったスペースにオープンなカウンターを作る」という形がいいのでは?ということになりました。

 

 

この結論に至るまでには、

 

  • 夫婦それぞれの仕事スタイルはどうか(仕切られた空間がいいのか、オープンな空間でも集中できるのか)
  • 仕事道具の収納スペースは十分か(資料や文房具を収納できるスペースがあるか、セキュリティ上、鍵のかかるデスクが必要か)

などもよく考えました。結局、私たちは貴重品に関しては別の収納場所を使い、仕事場はオープンデスクのような形でOKとなり、間取りに反映させることにしました。

 

1Fはキッチン横にリモートワークスペース

さて、いくつかの検討を経て、最終的にできた我が家のリモートワークスペースがこちらです。まずは1Fのカウンター。こちらは私が使っています。

 

 

1Fは、キッチン横・ダイニングの後ろという位置にカウンターを設けました。サイズは奥行き45cm×長さ215cm、子どものスタディスペースとしても使えるようになっています。

 

工夫した点は、カウンターを2枚重ねたこと。2枚のカウンターの間に薄いレターボックスを入れ、細かい文房具や手帳、小物などをまとめられるようにしています。また、資料やノートパソコンの一時置き場にもでき、カウンター上をいつもスッキリ保つことができます。

 

 

子どもたちが学校に行っている日中は「ながら家事」もしやすい最高の仕事場ですが、帰ってくるとなかなか集中できない位置なのが玉に瑕(きず)…といったところ。

 

2Fはホールにリモートワークスペース

2Fは部屋と部屋の間に0.5畳のリモートワークスペースを設けました。カウンターのサイズは奥行き45cm×幅78cm程度。こちらは夫が使っています。

 

 

「0.5畳ってちょっと狭すぎでは」と作る前には不安だったこのスペース、意外と居心地よく活用しているようです。「仕事専用の場所」であることがやはり気持ちの切り替えもしやすく、良いのだとか。

 

工夫した点は、とにかくスペースが無駄にならないようにすること。デスクになる部分のカウンター以外にも、上段には本棚として使えるよう2段のカウンターを作りました。ライトもつけて、なるべくプラスアルファで物を置かなくて済むように、と考えました。

 

 

このスペースの使い心地を聞いてみたところ、普段使う分にはわりと快適とのこと。ただ、やはり狭さはあるので、「本やPCは置けても会社のビジネスバッグを置く場所がない……」が残念ポイント、だそうです。

 

住んでみて分かった後悔ポイント

紹介しながら後悔ポイントもお伝えしましたが、全体的なところで後悔ポイントはもう少しあります。

 

まず一つ目は、夫のスペースがオープンすぎたこと。ご紹介した0.5畳のスペースがあるのは2Fホールです。我が家はリビングに吹き抜け階段を採用したので、2Fホールもリビングに直結する場所となります。ちょっと困った点が、夫は毎朝WEB会議に参加するのですが、その声の大きいこと…!

 

 

この写真の、階段を上がってすぐ右手が0.5畳のスペース。階段を経て全部屋に響き渡る位置です。

 

「軽いミーティングやし俺は気にしないよ!」というのが家づくり中の彼の言葉でしたが、結果的には夫はよくても私が集中できない、という事態に。今はイヤフォンで音楽を聴いてシャットアウトしていますが、もう少し音の響きにくい場所に作るべきだったかな?というのが後悔ポイントです。

 

二つ目は、1Fの私が使っている方のスペース。前述したように日常のスペースと近接しすぎているのでメリットもデメリットもある、といったところ。子どもに目が届きやすくスキマ時間で家事がしやすいのは大きなメリット。ただ集中したいときに家族がリビングで過ごしているとなかなか難しく、必要に応じて子どもの部屋を借りて仕事をしています。

 

子育て真っただ中の現在はこのまま利用するつもりですが、将来的には2.25畳のファミリークローゼットか2畳程度の階段下収納を書斎に転用してもいいかも、というのが住んでみて思ったことです。

 

100点ではないけれど満足のリモートワークスペース

家庭内に仕事場を作るなら、理想はやはり仕切られたスペースだな……というのが、実際に家づくりをしてみて思ったことです。ただ、それが難しいという前提で作った我が家のリモートワークスペース。ユーティリティ的に使えるオープンデスクはいい選択だったと思い、100点とはなかなかいかないものの、それなりに満足しています。

 

このあたりはライフスタイルや仕事量、仕事のスタイル(電話が多いか、集中が必要か)にもよる部分。それぞれの事情に合わせて考えるのがおすすめです。

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