2022.06.09
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戸建てに住むなら「家事ラクハウス」が絶対条件!間取りづくりの工夫ポイント5つ

共働きの私たち夫婦が、注文住宅の間取りづくりで重視したポイントは「家事ラク」。

 

もともと、利便性を理由に「マンション購入」を考えていた私たち。マンションから戸建てに方向転換したのは、注文住宅であれば「広さ」と「家事ラク」の両方が実現できそうだと考えた…というのが理由です。だからこそ「家事が負担なくできる間取り」の実現は外せないポイントでした。

 

でも、マンションの部屋より広くなり1F、2Fにフロアが分かれる戸建てで、家事ラクを実現するにはどうすればいいのか? 間取りや設備で工夫したポイントをご紹介します。

 

1Fで家事完結!ファミリークローゼットがカギ

まず、一戸建てで「家事ラク」を考える上で意識したのが、なるべく家事をワンフロアで完結できるようにすること。私たち夫婦は二人とも地方の戸建て育ちで、1F、2Fにわたる家事が大変なことを実感していました。そして二人とも、限られたスペースで家事が完結するマンション暮らしの便利さを気に入っていたのです。

 

そんな観点から、家探しの過程で候補となる間取りを見て、「これって日々の家事が大変じゃない?」と思うことが何度もありました。

 

たとえば、

  • 洗濯機置き場が1Fで洗濯物を干すバルコニーが3F
  • 洗濯物を干す場所が1Fで収納するクローゼットは2F
  • 主な生活の場である1Fに収納が少ない間取り など。

家事は毎日のことだからこそ、負担なくできる間取りが我が家にとっては絶対条件。そのため、水回りはすべて1Fに集結させ、家族全員の毎日の衣類を収納するファミリークローゼットを1Fに設置。2Fは寝室&子ども部屋という構成にして、家事を1Fだけで完結できるようにしました。

 

 

上の画像のキッチン奥の引き戸がファミリークローゼット。ちなみに、ウォークスルーで玄関へつながる回遊動線となっています。広くはありませんが、ファミリークローゼット内で着替えもできます。


 

実際に住み始めてみると、朝起きて1Fに下りたら、日常の生活や出かける支度はほぼ全て1Fで完結。ファミリークローゼットには日常の着替えはもちろん、バッグや子どもの用品なども収納しているので、日々の片付けもスムーズ。1Fにしっかりした収納があることで、リビングやダイニングが散らからないというメリットもありました。

 

乾燥機と脱衣室収納でラクラク洗濯動線

毎日の洗濯をラクにしたいと思い、こだわったのが洗濯動線。新築を機に衣類乾燥機(乾太くん)を導入し、脱衣室に洗濯機、乾燥機を設置。そして、狭いスペースながら、脱衣室に下着や部屋着の収納場所も作りました。

 

 

上の写真右の自在棚が収納場所。乾燥機から取り出して、たたんですぐ収納できる動線が便利です。

 

ちなみに、この脱衣室の隣がファミリークローゼット。玄関を入って、左が脱衣室の引き戸、右のドアがファミリークローゼットの入口となっています。

 

 

これらの工夫で意図したのは、洗濯、乾燥、収納がなるべく短い動線で完結できることです。

 

実際に住み始めてみて、特に衣類乾燥機の便利さには驚きました。時間やお天気に関係なくいつでも洗濯でき、カラッと乾く気持ち良さは感動モノ! いまや共働き必携アイテムとして周りにもすすめているほどです。

 

ただ、後悔ポイントもあり。「洗う、乾かす、しまう」が一箇所で完結する我が家ですが、なんと「畳むための場所」を考えていなかったのが後悔ポイント。限られた面積でそんな余裕もなかったのですが、できるなら脱衣所をランドリールームのようにして「洗う、乾かす、たたむ、しまう」ができると最高だったな、と思います。

 

(現状、洗濯機の上や収納の一画など、すごく狭い場所で畳んでいます……。)

 

キッチンのポイントは深型食洗機と横並びダイニング

キッチンまわりの配置で工夫したのが、キッチンカウンターとダイニングテーブルが横並びになった配置にすること。この配置はとにかく配膳をしたり、後片付けをしたりといった動線が良いのがポイントです。料理ができたらすぐテーブルに置けて、テーブルに座ったままシンクに下げることができてしまうラクさは、もう対面式には戻れない…と思うほど。

 

 

デメリットとしては、ダイニングからキッチンがよく見えてしまうので、来客の多いお宅には不向き、という点があります(我が家では来客より家事ラクを優先したため、このような間取りとなりました)。

 

また、食洗機も導入しましたが、こだわったのが深型の食洗機にすること。簡単に言えば、浅型と深型の違いは「容量」。浅型の場合は食器類だけでいっぱいになりがちですが、深型の場合は「調理に使った鍋も入れられる」大きさが魅力です。

 

我が家では、鍋もまな板も五徳も食洗機に入れて、フル活用。なんでもどんどん洗えて、気に入っています。

 

収納は必要な場所に必要な分を確保

家をスッキリ保つには収納計画も大事です。私たちの家は決して収納が充実した家ではなく、家全体での収納量はごく普通か、もしくは少なめ。最近の間取りで人気のパントリーやシューズクローゼットなどもありません。

 

ただ、家づくりで心がけたのは「そこで使うものはそこにしまえる」収納計画。

  • 部屋着や下着、タオル類は脱衣室に
  • トイレットペーパーやトイレの掃除用品はトイレに
  • 歯ブラシのストックや水回りの掃除用品は洗面室に

……というように、各所に「そこで使う」必要最低限のものを配置できるだけの収納を作りました。

 

こちらはトイレ。掃除用品やトイレットペーパーが過不足なく収納できるように、埋め込み型の収納を作っています。

 

 

「そこで使うものがそこにある」というのは、シンプルではありますが、散らからないための大切なポイント。スキマ時間で片付けや掃除がしやすいのも良かった点です。

 

広すぎず「全体につながりのある家」

我が家の建坪は28坪、間取りは3LDKで、一戸建てとしてはややコンパクト。ただ、リビング階段を採用し、一階の中でも回遊動線を取り入れているため、LDKを起点に家のどこにでも行きやすい、全体につながりのある家となっています。

 

 

広さの面では、予算や地域的な事情からコンパクトになったという側面が大きいのですが、もともと土地探しの段階から「家事ラクなコンパクトハウス」がテーマだった我が家。実際に住んでみると、広すぎず、全体につながりのある間取りはとにかく動くのが苦にならず、家事ラクにもつながっていると実感しています。

 

広い家にはやはり、広い家の良さがあります。でも、日々の動線の良さ、掃除のしやすさなどを考えると、あながち「コンパクトな戸建て」も悪くないよ……というのが、家づくりを終えたあとの本音です。

 

おしゃれさはなくとも「家事ラク」第一の間取りに

家づくりの後悔ポイントはいくつもありますが、「家事のしやすさ」に限っては、私たちの中では大満足!という結果になりました。というのも、家づくりの中で、「家事ラク」の実現は最優先、と夫婦で意識合わせができていたから。

 

さかのぼって考えると、土地探しの段階から「間取りでのマスト部分」がはっきりしていて、それが実現できる土地を選んだこと。また、乾燥機や深型食洗機などの設備の導入に予算をかけたことが大きいと思っています。

 

お互い「家事の苦手な人」同士の私たち夫婦。家づくりでは似たもの同士でがっちり結託できた部分です(笑)。我が家のように「お互いなるべく家事をしたくない!」という夫婦は少ないかもしれませんが、家事は毎日のこと。なるべくラクにできる間取り、おすすめです!

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