2022.06.06
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セルフ地鎮祭をやってみた!用意したものと手順のまとめ

注文住宅の工事着工前に行われる地鎮祭。その土地の神様に土地を利用する許しを得て、工事中の安全やその後の繁栄を祈るという意味があり、神主さんに祈祷をしていただくのが一般的です。ですが、我が家ではこの地鎮祭を自分たち家族のみで行う「略式セルフ地鎮祭」にて行いました。その理由や、当日に用意したもの・流れなどを体験談としてご紹介します。
 

地鎮祭とは?

地鎮祭とは一般的に、その土地に家を建てる家族と親戚、ハウスメーカーや工務店の担当者が出席し、神主さんにその場で祝詞を上げていただく行事となります。その土地の神様に、土地に住み利用する許しを得て、工事中の安全やその後の繁栄を祈るという意味があるもの。
 


この地鎮祭は自分たちですべて手配することもできますが、ハウスメーカーや工務店で注文住宅を建設する場合、地鎮祭をしたいという希望を伝えて施工会社に段取りをしてもらうケースが多いです。

かかる費用は初穂料やお供えなどをすべて含めて5万円程度から。私たちのお願いしたハウスメーカーからは、7万円程度の予算が必要と聞きました。タイミングとしては、工事の着工前に行われるのが一般的となります。
 

我が家がセルフ地鎮祭にした理由

さて、我が家ではそんな地鎮祭を、自分たちで行う「略式セルフ地鎮祭」としました。きっかけは、ハウスメーカーの担当者から地鎮祭を希望するか聞かれた際に確認してみたところ、最近では地鎮祭をしないご家庭も多いと知ったこと。私たちのお願いしたハウスメーカーでは地鎮祭をするかしないかは半々程度、もしくはしないご家庭の方が多いくらいとのことでした(このあたりは土地柄もあるようです)。
 

本音を言えば「マストではないなら、費用も時間もかかるし、しなくてもいいかな…」と思ったのが正直なところ。その頃は、まさに最後の予算調整の時期で、当初の予算をオーバーしていたため、減額調整まっただ中。費用はもちろん、打ち合わせ続きで時間もなく、気ぜわしい日々だったのです。また、地鎮祭をする際に呼ぶような親族も近くに住んでいない、地鎮祭をやることが当たり前という土地柄でもない…という状況もありました。
 

ただ、やはり長く住む家なので、万事滞りなく安全に進んでほしいという思いもあり、何もしなくても良いものか迷いました。その落としどころが「セルフ地鎮祭」だった、というわけです。地鎮祭はしなくてもいいかな、でも何もしないのもどうだろう…と思っていた我が家にとって、ちょうど良い方法であるように思えました。
 

セルフ地鎮祭に向けて用意したもの

さて、自分たちでやると決めたあとは、いつやるのか、何を用意するのか、(主にインターネットで)調べたり、私の父(住宅メーカー勤務歴40年)に相談したりしながら、準備を進めました。ちなみに、父いわく「実際、希望する施主さんとは一緒にセルフ地鎮祭やったこと何度かあるで」…だそうです。それほど珍しいことでもないと聞き、少し安心。
 


用意したものは、洗い米、粗塩、清酒。どれも特別なものではありませんが、お米は前日に洗って干しておきました。なんとなくその場でまきやすいように、家にあった木の箱に入れて準備してみました。
 

当日のセルフ地鎮祭の流れ

私たちがセルフ地鎮祭を行ったのは、着工前の地縄確認のタイミング。地縄確認とは、下の写真のように、土地に地縄が張られたものを見ながら、建物の位置や入口の位置などを確認していく作業のこと。
 


現場監督さんが現地に来て説明してくださるということだったので、その日に行うことに決めました。あらかじめ、自分たちで地鎮祭をすることについて連絡を入れておくと、「最近はそういう方も多いですね、一緒にやりましょう!」と言ってくださって、ほっとしたことを覚えています。
 

当日は、まず現場監督さんと待ち合わせをして地縄確認をしたあと、セルフ地鎮祭を行いました。手順としては、とてもシンプル。
 

  1. 土地の四方に用意した洗い米、粗塩、清酒をそれぞれ3回ずつ順番にまく。方角は鬼門となる北東から始め、南東、南西、北西の順に。
  2. 最後に土地の中央でも同じようにまき、全員で揃ってお祈りする。
     

これで、完了。施主である夫を筆頭に、子ども達も一緒に、全員で行いました。
 


ハウスメーカーの現場監督さんがこうしたセルフ地鎮祭にも慣れていらっしゃったので、実際には私たち家族は促されるままに進めた感じです。地縄確認と含めて、全体で所要時間は30分強。シンプルではありますが、安全に工事が進むようしっかりとお祈りをしました。
 

また、これからお世話になります、という御挨拶のつもりで、同日に土地からいちばん近い場所にある神社にもお参りを。どちらも自分たちで行ったことですが、着工前の区切りとして、家族の思い出にもなった一日でした。
 

地鎮祭をやるかやらないかは慎重に判断を

以上が、私たちの行った略式セルフ地鎮祭。ただ、地鎮祭をやるかやらないか、というのは地域により、ご家庭により考え方はさまざま。工事の安全を祈願する儀式でもあることを考えると「した方が良い」と考える方も多いことでしょう。
 

土地柄によっては「地鎮祭はやるのが当たり前」というところもあり、その場合には行わないことでトラブルになることもありますので、判断は慎重に。必要に応じてご親族や地域の方にあらかじめ相談する、問題なさそうでも報告だけはしておくと無難かもしれません。
 

地鎮祭をするかどうか迷っていた我が家にとっては、こぢんまりとしたセルフ地鎮祭は気を張らずに家族みんなで手軽にできて良かった…というのが、実際にやってみた感想です。地鎮祭はしないけれど、何もしなくていいのだろうか、と悩んでいるご家庭にはこんな方法もあるということで、参考になれば幸いです。

 

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