2022.06.13
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ZEHビルダー/プランナー【用語解説】

ポイント

  • ZEHを供給する企業として国に登録されている住宅事業者
  • 「ZEHマーク」の使用が認められている
  • 目標を達成できていない事業者もいる

解説

地球温暖化防止を目的に、CO2などの排出量削減に貢献する環境に優しい住宅の普及が求められています。現在、その代表格と目されているのが「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス、ゼッチ)」です。国は「ZEH支援事業」に取り組んでおり、注文戸建てだけでなく、分譲戸建て、マンションなどの共同住宅でも普及を推進しています。

 

「ZEHビルダー」と「ZEHプランナー」は、国から認定、登録された事業者です。大きく「ビルダー」がハウスメーカーや工務店、ハウスビルダー、リフォーム会社、マンションデベロッパーなどの建設関連事業者、プランナーが設計事務所というイメージです。

 

認定されるためには以下のような要件があります。

 

  • 受注する住宅のうちZEHを50%以上とする普及目標がある
  • 実績をホームページなどで公表
  • ZEH普及目標の達成に向けた具体的な普及策を有している
  • 経済産業省の停止及び指名停止措置を受けていない 

など

 

要は、ZEH供給や環境貢献への意欲が強く、情報公開にも積極的でクリーンな事業者しか認定、登録されないのがZEHビルダー/プランナー。その証として「ZEHマーク」を提示することが認められています。

 

ZEHビルダー/プランナーがZEHを供給する場合、施主には国から補助金が支給されます。例えば、戸建て住宅なら最大補助額は112万円(次世代HEMS(Home Energy Management System、ホーム エネルギー マネジメント システム)、ZEH+の場合、2022年度)となっています。ZEHマンションの場合には補助対象経費の2/3以内が建築主に支給されます。

 

言わば国から「信頼のおける住宅事業者」としてお墨付きをもらっているわけです。しかし、中には目標を達成できていない事業者もいまので、依頼先候補としてZEHビルダー/プランナーを選ぶ際には、実績をチェックすべきです。

 

なお、ZEHは建物の断熱性能強化、高効率設備機器による「省エネルギー」、太陽光発電などによる「創エネルギー」が、暮らしで使う空調・給湯・照明・換気の「一次消費エネルギーを上回る住宅のことを指します。

 

戸建て住宅で設けられているZEHの種類には「ZEH」のほかに、多雪地域など日照量が少ないエリア向けの「Nearly(ニアリー) ZEH」、都市部狭小地向けの「ZEH Oriented(オリエンテッド)」、ZEHよりさらに省エネルギーへの貢献度が高い「ZEH +(プラス)」があります。

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