2022.06.22
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床暖房は本当に必要?床暖房なしの新築で冬を過ごしてみた体験談

注文住宅を建てるとき「床暖房」はデフォルトだと思っている方もいらっしゃるかもしれません。私たちもそう思っていたのですが、人気の設備ではあるものの導入コストも高い……! 他のオプションとの優先順位を比較した結果、我が家では迷いながらも導入を見送りました。
 

実際に暮らしはじめてから冬を越えてみた、「床暖房なしの暮らし」の体験談をご紹介します。
 

一般的な床暖房のメリットとデメリット

我が家の体験談の前に、まずは一般的な床暖房のメリットとデメリットからご紹介します。

一般的な床暖房のメリットとしては、
 

  • 足元からあたたかく心地良い
  • エアコンのように空気が乾燥しない
  • ファンヒーターのように場所を取ったり危険だったりといったことがない

ということが挙げられます。
 


一方で、デメリットとしては
 

  • 使える床材が限られる(無垢材は使用できないものが多い 等)
  • 導入費用が高い
  • メンテナンスコストや光熱費がかかる
  • 部屋があたたまるまで時間がかかる

などがあります。床暖房を導入するか否か考える際には、これらは基本的なこととして押さえておく必要があるでしょう。

 

我が家が床暖房を入れなかった理由

さて、ご紹介したメリット・デメリットのうち、気になるポイントはご家庭によってさまざまだと思いますが、我が家の場合、導入を見送った理由は以下のとおりです。
 

導入費用が高かった

見積もりをもらった段階で、導入するだけで40万円程度と高額だったのが一番の理由です。家づくりの初期はそれでも「戸建ては寒いはず」「床暖房は入れるもの」と考えていたのですが、減額調整のタイミングでもう一度冷静に考え、その40万円で導入できる別のオプションを考えてみたことで、「床暖房以外に予算を使った方が満足度が高そう」と踏ん切りがつきました。
 

我が家では、40万円で床暖房を入れるより、別のオプション(我が家の場合はトイレの洗面台や収納、エコカラット装飾がそれにあたります)の採用を優先した、というところです。
 

光熱費やメンテナンスコストがかかる

導入費用だけでなく、その後の光熱費やメンテナンスコストがかかることも気になりました。実際に床暖房つきの住宅に住んでいる友人や知人に聞いてみても、「いつも使っているよ!」というご家庭ももちろんあるものの「光熱費が気になってお客さんが来たときだけ」なんて声も……。
 

我が家の場合は後者になりそうだな、と感じたのが正直なところ。また、故障した場合に修理費用がかかる可能性も気になりました。
 


我が家にとって「必須ではない設備」と思えた

私たちがもともと「床暖房を入れよう」と考えていたのは、どうしても欲しかったからというよりは、「最近の戸建てにはつけるべきもの」と思い込んでいたからです。というのも、注文住宅の前に検討していた新築分譲(建売)の物件に、床暖房がついているケースが多かったから。
 

でも、必要性をじっくり考えてみたところ、これまでのマンション暮らしでも、私たち夫婦の実家にも、どちらも床暖房はありません。エリアは関東なので、床の冷たさはホットカーペットやラグで乗り切れるのでは?と考えました。
 

そうして迷っていた日に、ハウスメーカーの担当さんに相談したところ、床暖房を採用している人の割合は「うちのお客様で、半数より多いくらいですかね」とのこと(みんな導入してるわけじゃないんだ!とここで気づきました。笑)。このあたりでようやく「我が家にとって必須ではないかも」とはっきり思うことができました。
 

床暖房なしで冬を過ごしてみた感想

そして実際に過ごしてみたところ、率直に言って「なくてOKだった」というのが私たちの感想です。
 

標準仕様で高気密・高断熱であるハウスメーカーを選んで建てたため、エアコンだけで十分に暖かく、結局はホットカーペットも使わずにラグだけで過ごすことができました。寒い日は「床暖房が欲しいな」と思うことはもちろんあるものの「導入しておけばよかった!」と後悔するほどではありませんでした。
 


ただ「冬でも裸足!」なんてことはなく、靴下とスリッパは必須。マンションに住んでいた頃より床の冷えが気になったのは確かです。
 

とはいえ、我が家の場合、床暖房をあきらめた予算でトイレの洗面台や収納をつくったり、エコカラットの装飾を取り入れたりといったことが叶いました。結局はそちらの満足度が高かったため、「床暖房をカットして、予算の使い方としては良かったな」と感じています。
 

ライフスタイルや予算との兼ね合いも考えて導入を

我が家では上記のとおり、床暖房なしで満足できる家づくりとなりました!ただ、これはあくまで我が家の場合で、実際には地域によっても、ライフスタイルや家族構成によっても違ってくる部分かと思います。
 

例えば、エアコンの乾燥が苦手な方や、床に近い場所で過ごす赤ちゃんがいるご家庭などは導入の優先順位が高くなるかもしれません。

また、導入コストもメーカーによって異なるため、どれくらいの優先度なのか、予算はいくらかかるのか、他に優先すべきものはないかを考えて導入を決めるのがおすすめです。
 

床暖房はオプションの中でも高額!必要かどうか冷静に判断を

以上が、私たちが家づくりで床暖房について考えたことと、一冬を過ごしてみての感想です。

私たちの場合、家探しの初期でマンションや新築分譲(建売)を見た際、たまたま「床暖房つきの物件」がほとんどでした。そのため「導入するのが普通」という思い込みがあったのかもしれません。ただ、床暖房はオプションの中でも高額。同じような先入観がある方は、冷静に比較して判断するのがおすすめです。
 

また、同じ地域の友人や知人に「床暖房はあるか、どれくらい使っているか」聞いてみるのも良いかもしれません。

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