自宅ワークスペースの取り入れ方とおすすめ実例7選
働き方改革やテレワーク(リモートワーク)の推進で、自宅で仕事をする人が増えました。マイホームを計画中で、ワークスペースをつくりたいという人もいるのではないでしょうか。
ワークスペースは仕事をする場所というだけでなく、お子さんの学習や、読書、趣味などにも使える多目的なワークスペースが主流です。施工例をご紹介しながら解説します。
自宅ワークスペースは完全個室・半個室・オープンの3種類
「会社がテレワークを導入したので、自宅で効率よく仕事をしたい」
「子どもにリビング学習をさせたい」
「趣味スペースを持ちたい」
などの理由で、住まいのプランにワークスペースを取り入れる人が増えています。
完全個室の書斎に加えて、最近では半個室やオープンなワークスペースも増えています。
半個室のワークスペース
広い通路の一部やデッドスペースになりがちな場所、スキップフロアの中2階などを上手に活かした半個室のワークスペースです。壁に囲まれているため集中できます。
オープンなワークスペース
家事や見守りをしながら、リビングのソファーでくつろぐ家族と話しながら作業できる、オープンなワークスペース。電話やオンライン会議が少ないお仕事の方や、お子さんのリビング学習、趣味スペースにもおすすめです。
マイホームに家族それぞれの個室は作れなくても、オープンなワークスペースであれば確保しやすいです。
ワークスペースの施工例写真
ワークスペースの実例をVRモデルハウスからピックアップしました。
実例1:家事が楽になるワークスペース
料理担当の人が、調理の合間にPC作業できる場所を確保するなら、キッチンの近くにワークスペースを設けるのがおすすめ。シンクやコンロとの動線が短いので、時間と場所を効率よく使えます。
実例2:階段前スペースを上手に生かしたワークスペース
階段前のスペースを少し広く取り、段差を生かして作られたワークスペースは堀机スタイル。和モダンの住宅に馴染みます。リビング、ダイニングに面しているので、趣味スペースや子どもの勉強スペースとしても活用できます。
実例3:住まいに複数のワークスペース
ワークスペースを住まいに複数配置した実例です。大人2人が横並びで座っても十分なスペース。背面がリビングルームなので、お子さんの学習スペースにしたり、家族と話しながら趣味に没頭したりと幅広く使えそうです。
同じ家の中にもう一つワークスペースがあります。廊下部分を上手に活用したプランで、家事をしながら仕事や読書がはかどりそうな空間です。
実例4:リビング学習が進むワークスペース
こちらはお子さんのリビング学習を想定したワーキングスペースです。お子さんが低学年のうちはここで宿題をして学習の習慣をつけ、子ども部屋で自主的に勉強するようになったら、大人が使ってもいいですね。
実例5:横並びに複数のワークスペース
横並びにワークスペースが並んだ実例です。左側は3方向が壁で囲われていて集中できそうです。右側はリビングにいる家族の顔が見える位置で、家族とコミュニケーションを取りながら趣味のスペースにするのも良さそうです。
実例6:スキップフロアの中2階に作ったオープンなワークスペース
マイホームをスキップフロアで計画されている方は、中2階にワークスペースをつくるのもおすすめです。1階にいる家族の気配を感じながら、仕事ができます。視線がひらけているので、明るく開放感があります。
中2階のワークスペースをダイニング側から見た様子です。コンパクトながら、1階にもワーキングスペースがあるのも見逃せません。本を読んだり日記をつけたり、自分だけの専用スペースがあるとうれしいですよね。
実例7:スキップフロアを生かした半個室のワークスペース
スキップフロアの中2階につくる、半個室のワークスペースです。ドアがないため密室空間ではありませんが、広さを確保した空間は集中できます。リビングが見通せる大きなガラス窓があり、家族とのコミュニケーションが取りやすい点もポイントです。
まとめ
ワークスペースの事例をご紹介してきました。
お子さんの成長や仕事のスタイルの変化で、ワークスペースの使い方も変わります。
おうち時間が長くなったいま、家族が自分の時間を心地よく過ごせるように、ワークスペースを取り入れてみてはいかがでしょうか。