2022.01.06
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家を買うならマンション!だった我が家が「注文住宅」を選んだ理由

注文住宅
ノウハウ

「家、そろそろ買う?」そんな話が出始めたとき、私たち夫婦の二人とも頭にあったのは「マンション」一択でした。共働きで二人ともズボラ、家事なんていつも押し付け合い。そんな私たちに広い戸建てなんて無理、マンションでコンパクトに暮らすのがいいと思ったからです。

でも、最終的に選んだのは「注文住宅」。頭の隅にもなかったその選択にたどり着いた経緯と、理由を紹介してみたいと思います。

 

家を買うならマンション一択!だった我が家

我が家の家族構成は、夫婦+子どもが2人。夫が転勤族のため、これまでは全国を転々とする生活でしたが、子どもが2人とも小学生になり、そろそろ定住しようと住宅購入を考え始めました。エリアは横浜です。

はじめにも書きましたが、最初の選択肢はマンション一択! 私たち夫婦は共働きで、二人とも好きな家事なんてなく、家庭を回すためにお互いがしぶしぶ自分の役割を果たしている程度です。

なので、新築マンションの、

  • 24時間ゴミ捨て可能
  • (掃除せずとも)美しく整ったロビー
  • (手入れせずとも)緑豊かなアプローチ
  • ディスポーザーも……!

のようなうたい文句が、家探しの初期で最も胸が高鳴ったポイント。とにかくラクに暮らせるところがいい、と思っていました。

二人とも地方の戸建て育ち。広い家の良さも知っているのですが、「広い庭の手入れ」「1階と2階にわたる家事」「自治体のゴミ当番」のようなことは面倒に感じてしまい、「戸建てはちょっと……」と。

また漠然と、戸建てにはマンションよりも高価なイメージを持っていました。それなら、コンパクトで利便性のいいマンションを買った方がライフスタイルに合っているよね、その方が何かあったときにきっと売却もしやすいよね、というのが私たちの考えだったんです。そして「駅徒歩15分以内の新築マンション、3LDK以上」を条件に探すことにしました。

 

予算内のマンションは「遠い」か「狭い」。物件探し難航

そんなわけで意気揚々とマンションを探し始めたものの、物件探しはあっけなく難航。

どうやら近年、都市部の新築マンションの価格は高騰しているらしく、物件価格が想像以上に高かったんです。加えて、マンションの場合、駐車場代・管理費・修繕積立金も月々払っていかなければなりません。

それらを鑑みて現実的に予算が折り合う物件を探すと、どうしても「遠い」か「狭い」、もしくは「古い」物件になってしまうことが分かりました。「駅徒歩17分・75平米・新築」もしくは「駅徒歩12分・72平米・築13年」などが予算ギリギリ(もしくはちょっとオーバー)。これらは実際に最終候補くらいになった物件なのですが、「なんか、広さもアクセスも、中途半端……」というのが正直な感想でした。

今考えてみると、4人家族で72平米は狭いな、車も手放したくないな……というのは、横浜の希望エリアで駅徒歩圏のマンションに住もうと思うと、我が家にはちょっと高望みだったかもしれません。とはいえ、駅から遠いマンションに資産価値はあるのか、子どもも育っていくのに手狭ではないのか……と考えると、なかなか「購入」まで進むことができませんでした。

 

戸建てという選択

そんな私たちが戸建てという選択を意識したのは、新築マンションの購入にも踏み切れず、中古のマンションも見学しながらエリアを広げて検討していたとき。「そろそろ家、買う?」から、2〜3ヶ月が経った頃です。

ふと、候補だったマンション近くをぐるぐる歩いているときに、「新築分譲、広々とした4LDK、○万円!」の看板の建った家が。

見た感じ、戸建てにしてはややコンパクトな2階建て。そして、その価格はなんとマンションより安かったのです。

あれ、戸建ての方がマンションより広くて安いの?
しかも、戸建てだと駐車場代や管理費もかからない。
そして、庭もなく、それほど広くない土地。私たちにもこれくらいの範囲なら手入れできるかも……。

そう思ったままにその夜、夫に相談すると、「確かに!」と。

そう、よくよく考えてみると、私たちの予算で首都圏の希望エリアに戸建てを購入しようとすると、それほど広さのある物件はなく、庭もないケースが多いんです。友人もマンション住まいが多いので気づきませんでしたが、私たち夫婦が地方で育ってきたようなサイズの家はまずもって無理です。

それが逆に、我が家にとっては良い条件でした。

そして、すぐに検索してみたところ、駅から少し離れる立地が多いものの、戸建ての相場はマンションよりお手頃でした……!

そんなわけで、「戸建て」が俄然(がぜん)、候補に躍り出ることに。また、実際に家探しをするなかで、やはり子どもたちそれぞれに個室をあげて、家族みんなが集うリビングもそれなりの広さにしたい……と思いはじめたことも大きかったです。そんな風に予算と広さのバランスを考えたとき、少し駅から遠くなったとしても「戸建て」という選択はありだな、ということになりました。

 

建売で「住みたい間取り」に出会えない

そして、いったんマンションは置いておいて、希望エリアの新築分譲(建売)を巡るところから、家探しのリスタート。が、ここではもう一度マンションが恋しくなるという結果に。

理由は、暮らしやすさ。庭がなくて、全体の面積はさほど広くなくても、家事が1階、2階(場合によっては3階)にわたるというのがどうも面倒に感じてしまい……。

見学していると、水回りや洗濯機が1階なのに、バルコニーが3階にしかない物件もありました。毎日洗濯物を干すために階段を上り下りするのだろうか……と思うと、ものぐさな私は新しい家への期待感もぺしゃんこに。そのほか、LDKがある1階に収納がほとんどない家も。ちょっとモノをしまうためだけに2階に上がるのは暮らしにくくないだろうか、と。

でも、何件も何件も見学するうちに、戸建てでも「暮らしやすそう」と感じる間取りがあることにも気づきました。そして、好みの間取りを追求し始めると、自然と注文住宅も視野に。そのあたりから、ようやく「購入決定」が現実的になってきました。「そろそろ家、買う?」から、5ヶ月くらいたった頃のことです。

 

「コンパクトな家事ラクハウスを注文住宅で建てる」ことに決定

「注文住宅」がなんだかしっくり来る…?

そう感じてからの進行は早かったです。毎週のように候補のハウスメーカーさんとお会いし、候補の土地に良さそうな暫定の間取りを出してもらい、見積もりを比べ、並行して土地も探し続けました。

家探しを始めてから半年が経ち、なんだか「そろそろ決めたい!」の気持ちも高まっていたんです。「気力・体力使うなぁ家探しって。ずっと探すのもしんどいのでそろそろ決めたい」

というのが率直な気持ちでした。

注文住宅は建売よりは高いものの、総額で考えるとマンションより200~300万円くらいの増額。戸建てだと駐車場代や管理費がかからないことを考えると、それくらいの金額であれば予算内ということでいいだろう、と思えたことも大きかったです。

間取りの検討では、「マンション>戸建て」と思っていたデメリットを解消すべく、家事動線にはこだわって、家事は1階だけで完結するような配置に。1階にファミリークローゼットを作り、乾燥機の「乾太くん」や深型の食洗機も導入して、おしゃれさはなくとも家事ラクハウスを目指しました。間取りに納得がいく頃には、自然と「ここがいい!」という気持ちに。

最終的に我が家は、30坪ちょっとの土地に、建坪28坪(約93平米)の2階建てを注文住宅で建てることになりました。間取りは3LDKで、子ども部屋はそれぞれ1室ずつ、LDKは約18.5畳。駅徒歩19分、もともとの希望よりはちょっと駅から遠いのですが、ギリギリ(がんばれば)徒歩圏内。そして、予算内に収まりました(大事!)。

 

そんなわけで注文住宅にしました

ざっくり私たちの住宅購入の流れを振り返ると、希望エリアで広さ、条件、予算を重ねて考えていくと、我が家の最適解が「コンパクトな家事ラクハウス」だった……というのが注文住宅を選んだ理由です。

予算に制限なく家を探せるなら、本当は今でも「85平米くらいの広さのマンション」に住みたいというのが本音だったりはします。なので、別のエリアや、別の時期に探していたら、また違った選択となったかもしれません。

ただ、実際に家づくりをしてみると、自分好みの間取りや建材にできるというのは思いのほか楽しくて、ああ、これだから注文住宅って人気なんだなぁ、と発見するような気持ちでした。家族みんなで壁紙を選んだり、キッチンの色で喧嘩したり、植えたい植物を考えたり。「建てること自体」が大変だけどかけがえのない家族の思い出になりそうで、引き渡しが楽しみです!

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